日常生活の基本となっているのは、消費生活です。
食事をしたり、季節に合った洋服を着たり、さまざまな日用品を使って生活を営んでいます。
この生活に密着した衣食住は、あまりに身近でありすぎるためか、意外に知られていない知識が多いというのも特徴です。
直接健康にかかわる食品などは、いろいろな規格マークを覚え、食品購入の際、不良品や有害食品から健康を守るための参考にしたいところです。
また、繊維製品を買う場合、その表示の知識があれば、クリーニング上の失敗などが防げます。
そのほか、電機製品や各種の日用品も、一歩まちがえぱ事故に結びつくものであることを考え、慎重に選ぶ習慣を身につけたいものです。
商品やラベルは、国や業界が品質水準を決め、それに合格した製品につけられているものですから、その表示を読みとることができると、何かと便利です。
大橋直久(マナー講師)