場の理論(大橋直久)

心理学における場の理論は、K.レヴィンが物理学の電磁場の考えや数学の位相幾何学(トポロジー)にならって、創始した行動理論である。

個人は、その生活空間の中で個人にとって正あるいは負の価値(誘引価)をもつ目標に対して、方向と力の大小をもったべクトルのような欲求・緊張・動機づけの状態にあるとされる。

目標が正負の両価性をもっていたり、ベクトルの運動を妨げる障壁があると葛藤状態が生じ、感情的反応や逃避、回り道などの行動がなされると考える。

大橋直久(マナー講師)

このブログ記事について

このページは、-が2016年1月 1日 15:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「精神分析」です。

次のブログ記事は「弁証法的発達論」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。