10℃以下では地上部が枯れることもありますが、5℃以上を保てば春には地際から新しい芽が出てきます。
乾燥には強いが過湿には弱く、水のやりすぎは根を傷めて株をだめにします。
水やりは鉢土の表面が乾き始めたらたっぷりと与えます。
なお、花や葉に水をかけると腐って病気の原因になるので注意し、花がらや枯れ葉はこまめに摘み取ってください。
また、開花期間中はリン酸分が多めの肥料を与えると、花つきがよくまた長く楽しむことができます。
その場合、化成肥料なら月1~2回1つまみを置肥、液肥なら1000倍に希釈したものを週1回水やりを兼ねて施します。
花後は真夏と真冬を除いて、窒素とカリ分の多い化成肥料を月1回置肥します。
㊥花後の切り戻しで新芽を伸ばす 花後は、腋芽がついている節の上で切り、地際から10㎝程度まで切りつめて、次に花をつける新しい芽を伸ばします。
さらに春の開花後は切り戻し後、木立ち性ベゴニアと同じ要領で植え替えを行います。
大橋直久(マナー講師)