初午(大橋直久)

初午について紹介します。

お稲荷様は、全国でもっともお宮の数が多い神様です。

各地の稲荷神社や小さなほこらで、2月の最初の午の日には、お祭りが行なわれています。

京都の伏見稲荷、愛知県の豊川稲荷が有名です。

稲荷は元来、豊作を願う農耕の神様でした。

江戸時代に商売の神様に転じ、狐が稲荷の使いとされています。

東京でも、昭和の初めまでは初午の祭が盛んで、町内の稲荷のほこらを掃除し、家庭では行燈に火を入れて子供たちを招き、煮しめや赤飯、稲荷ずしをふるまいました。

豆腐屋も「こんちは~、うまのひ~」と売り声をあげながら、油あげを売り歩きました。

大橋直久(マナー講師)

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このページは、-が2016年12月18日 16:49に書いたブログ記事です。

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