披露宴出席者への礼状(大橋直久)

例)

拝啓

枯れ葉の色も悲しげな淋しい季節となりましたが、皆様方には、ますますご健勝のことと拝察いたします。

このたび、私どもの結婚にあたりましては、お心のこもったお祝辞をいただき、そのうえ、お祝いまでいただきまして、まことにありがとうございました。

厚く御礼を申しあげます。

新婚旅行より帰りましてから、左記の住所にて、ささやかながら新しい生活を始めております。

お近くにおこしの節は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

今後ともご指導のほど、どうぞよろしくお願い申しあげます。

では、略儀ながら書中をもってご挨拶まで。

敬具
平成○年○月○日
東京都○市○町○番○号丸山○夫○子


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結婚通知状やお祝い返しは、披露宴に出席しなかった人、できなかった人に対してしますが、披露宴に出席した人に対しては、やはり結婚後一か月以内に礼状を出します。

忙しい中を披露宴のために時間をとらせ、お祝いの心配までさせたわけですから、その後知らん顔では無礼というものです。

新居の通知を兼ねて礼状を出すのを忘れないように注意しましょう。

印刷でも手書きでもかまいませんが、印刷の場合は刷りあがるまでに時間がかかりますから、早めに手配しておく必要があります。

大橋直久(マナー講師)

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このページは、-が2017年5月24日 12:39に書いたブログ記事です。

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