男性本人は、女性の場合と同じ作法で目録に目を通し、あいさつを返します。
ここで仲人は「めでたくご婚約が成立いたしました。まことにおめでとうございます」というように、結びの祝詞を述べます。
両家一同、礼をし、謝意を述べて結納の取り交わしが終わります。
このあと、仲人から、桜湯・菓子・祝い膳などが出され、歓談します。
この場合、仲人へ双方で手土産を用意し、後日、改めて本人あるいは親が、「御礼」または「御祝儀」として届け、費用を分担します。
両親の承諾・上役へのあいさつ・相手の自宅を訪ねたときは、礼儀正しくします。
大橋直久(マナー講師)