2015年8月アーカイブ

ちょっと仕事のことを真剣に考えてみて、あとは自分で自分をおだてていけば、いくらでも新しい企画は出てくる。

上から言われたとおりのことをやるより、自分で考え、思いついたことを自分の力でやったほうがはるかに仕事はおもしろくなるし、成し遂げたときの達成感も大きくなるのは当然のことである。

実際、会社も、そういった新しい企画をつねに求めているものだ。

CMでご存じの方も多いと思うが、現在躍進ぶりが注目される日産自動車は、営業サイドからも自動車づくりそのものに関する意見を求めるシステムを導入している。

ちょっとあたりを見回してみれば、未開拓の分野はたくさん残っているのである。

人がやらない分野への挑戦は、やろうと思えばいくらでもできる。

大橋直久(マナー講師)

日常生活の基本

日常生活の基本となっているのは、消費生活です。

食事をしたり、季節に合った洋服を着たり、さまざまな日用品を使って生活を営んでいます。

この生活に密着した衣食住は、あまりに身近でありすぎるためか、意外に知られていない知識が多いというのも特徴です。

直接健康にかかわる食品などは、いろいろな規格マークを覚え、食品購入の際、不良品や有害食品から健康を守るための参考にしたいところです。

また、繊維製品を買う場合、その表示の知識があれば、クリーニング上の失敗などが防げます。

そのほか、電機製品や各種の日用品も、一歩まちがえぱ事故に結びつくものであることを考え、慎重に選ぶ習慣を身につけたいものです。

商品やラベルは、国や業界が品質水準を決め、それに合格した製品につけられているものですから、その表示を読みとることができると、何かと便利です。

大橋直久(マナー講師)
山本君は地方に住む母親に、毎月5万円の仕送りをしています。

もう3年間、続けています。

父親が3年前に亡くなってから始めました。

残された母親の収入源が年金だけでは生活が苦しいだろうという思いやりの表現でした。

母親はそのつど、拙い字と素朴な言葉でお礼のハガキを送ってくれました。

母親が亡くなりました。

野辺送りを済ませ田舎の兄と遺品を整理していると、山本君名義の預金通帳が出てきました。

不審に思ってページを開くと、入金6万円の刻字が何十段と連なっていました。

それは山本君が仕送りを始めた時期から続けられていたのです。

ぼろぼろと涙が溢れ、開いた通帳の上に落ちました。

親を思う心にまさる親心。

いくつになっても親は親、子は子なのです。

母親は山本君からの仕送りに手をつけるどころか、さらに生活費を切り詰めてプラス1万円をひねり出して、息子のために月6万円の貯金を続けていたのです。

大橋直久(マナー講師)

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