ゲシタルト心理学

ゲシタルト心理学は、知覚や行動が単純な感覚・運動要素の総和・組み合わせではないことを主張してあらわれた学派である。

音階やメロディ、形、色、大きさなどの知覚は全体的なまとまりをもったもので、それは背景となる地を前提にした図のようなものであり、相対的で移調可能なものである。

また、行動主義心理学の試行錯誤学習説を批判して、知覚や思考の構造転換としての洞察(insight)や直観による認知的問題解決を強調した。

このようなゲシタルトの原理は、記憶や発達、社会心理にまでおよぼされた。

大橋直久(マナー講師)

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このページは、-が2015年12月11日 14:59に書いたブログ記事です。

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