仲人が決まっていないとき(大橋直久)

仲人が決まっていないとき、仲人なしのときは、本人たちみずから、あるいは両家を代表して親族の一人(例えば男性の父親など)が行ったりします。

このあと指輪や記念品の交換をしますが、その場で箱を開き、身につけます。

続いて本人たちからも、お礼と今後の支援を願う挨拶を述べます。

その後は、参会者からの祝辞、祝杯、そして歓談というように続きます。

パーティの後半は、二人で参会者のあいだを回り、それぞれの親戚や友人に相手を紹介していきます。

若い人を中心にしたパーティでは、仲人や両親、親戚などは早目に退場し、気楽に会を進められるようにとりはからうこともあります。

また、友人たちの主催したパーティでは、逆にそれらの人々の労をねぎらう趣旨を強めた催しにすることもあります。

参会者は、花束贈呈程度で、簡単に祝意を表します。

しかし、会場までの交通の便についても、実際に調べておきます。

特に式場と披露宴会場とが別な場合は、その移動に要する時間と交通経路を十分に検討しておかなければなりません。

すべてが理想的な会場を選定するのは不可能に近いことですが、デパートの婚礼コーナーの資料や、経験者の意見なども参考にして、決定するようにします。

大橋直久(マナー講師)

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このページは、-が2016年2月25日 16:50に書いたブログ記事です。

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