寒さに弱いので風当たりの少ない日だまりの場所を選びたい。
生育が速く一年に1~4mも伸びるため狭い庭には不向きで、高さを3~4mにとどめ、小さいうちに形を整えてしまう。
年中生長をしているので、いつでも剪定はできるが、暖かいときのほうがよい。
木が大きくなると萌芽能力が衰えてくるので、早めに形を考えて切り込む。
強い剪定は枯れ込むことがあるので避け、弱い剪定をたびたびくりかえすのが安全である。
あまり茂りすぎると、浅根性なので風で倒れる心配があり、夏に枝をすかすとか、開花期間中にいけ花用の枝をとって切りつめたりすかしたりするのもよい方法である。
根元からひごばえが出るのでこれは取る。
大橋直久(マナー講師)