近くにいるなら双方の祖父母を招いたり、出生を祝ってくれた人々を招待して成長ぶりを披露します。
最近ではあえて、派手に初正月をお祝いする家庭は少なくなってきたようです。
昔ながらの風習として、祖父母や、ごく親しい親類などが、男の子には弓、天神様、破魔矢の絵を、女の子には羽子板を贈るとされていました。
地方によっては、凧をあげ、初正月を祝うというしきたりも、まだ残っています。
初正月を祝う形として、鏡もちとともに、凧や、羽子板を飾るだけでも十分といえるでしょう。
いずれにせよ、なるべく両親の負担にならない程度にすませる形を考えたいものです。
大橋直久(マナー講師)