文書の基本構成(大橋直久)

一般的なビジネス文書や事務的文書は、ほかの文章にくらべて、簡単明瞭を主体としています。

要件が簡単なものは、前文などを省略して、主文だけでも目的が達成される場合もあります。

文書の基本構成は前文、主文、末文の型で組み立てるのが無難です。

末文は、事務上の手続きや指示「なお書き」や「追って書き」による注意事項、「記」としてまとめられた主文の詳細(実施要領、注意事項などの箇条書き、図表など)を書く、重要な締めくくりの部分となります。

結びのあいさつも最近では「心のこもらない、おざなりのものなどは不要だ」という風潮が強くなっていますが、まだ全廃というところまではいっていません。

ていねいなだけでいいというのではありませんが、心を込めたことばを選び出す努力は、必要といえましょう。

大橋直久(マナー講師)

このブログ記事について

このページは、-が2017年3月23日 08:07に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「日本人は四季に敏感」です。

次のブログ記事は「最後の文章」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。