結納の際の桜湯と祝い菓子 その1

新婦側では、結納を取り交わす部屋は、十分に掃除して清めておきます。

また、床の間には祝い事にふさわしいおめでたい掛け軸や額などを飾り、花などもお祝いにふさわしいものを生けて、おめでたい結納をお互い気持ちよくできるように演出をしておくことは当然のことです。

当日は結納の支度に忙しくなりますので、結納品は前夜、または朝早くに組み立てておきましょう。

そして部屋の上座に置いておきます。

新郎側がお見えになって、結納品を準備するときには、桜湯と祝い菓子をお出しします。

桜湯は桜の花がぱっと咲いてぱっと散るというところから、あまりおめでたい飲み物とはいえないという説がありますが、それはマイナスの解釈で、プラスに考えれば、桜の五分咲きを摘み、塩漬けすることにより、色も香りも失せず、いつまでも美しく保てるということ、また、桜花が一対または三つに咲くので、一心同体に子宝にも恵まれる、との願いでよいとされているものです。



大橋直久(マナー講師)

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このページは、-が2018年3月16日 12:33に書いたブログ記事です。

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