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リーガース・ベゴニア その2

10℃以下では地上部が枯れることもありますが、5℃以上を保てば春には地際から新しい芽が出てきます。

乾燥には強いが過湿には弱く、水のやりすぎは根を傷めて株をだめにします。

水やりは鉢土の表面が乾き始めたらたっぷりと与えます。

なお、花や葉に水をかけると腐って病気の原因になるので注意し、花がらや枯れ葉はこまめに摘み取ってください。

また、開花期間中はリン酸分が多めの肥料を与えると、花つきがよくまた長く楽しむことができます。

その場合、化成肥料なら月1~2回1つまみを置肥、液肥なら1000倍に希釈したものを週1回水やりを兼ねて施します。

花後は真夏と真冬を除いて、窒素とカリ分の多い化成肥料を月1回置肥します。

㊥花後の切り戻しで新芽を伸ばす 花後は、腋芽がついている節の上で切り、地際から10㎝程度まで切りつめて、次に花をつける新しい芽を伸ばします。

さらに春の開花後は切り戻し後、木立ち性ベゴニアと同じ要領で植え替えを行います。

大橋直久(マナー講師)

ブバルディア

別名:ブバリア

もともとは切り花として栽培されていた花木ですが、綾化剤の利用で鉢花としても普及するようになりました。

スイート・ブバルディアとも呼ばれるロンギフローラ種は、花だけでなく夜にはジャスミンのような香りも楽しめますが、花色は白だけですし、流通量も多くありません。

一般に多く出回っているのはヒブリダ種で、赤とダークからライトまでさまざまなピンク系の花色があります。

光線不足ではあとの花が続かないばかりか、株まで弱ってしまいますので、11月中旬ごろまでは戸外の日当たりのよい場所で管理します。

室内で観賞する場合も、なるべく長い時間日当たりのよい窓辺に置くようにします。

鉢土が乾燥すると葉が黄変し生育不良肥なりますが、常に湿っているようでは根腐れを起こします。

秋の花が終わるまでは、鉢土が乾いたらたっぷり水を与えてください。

6~7月ごろ開花した株は、秋に再び花が楽しめます。

ただし、ブバルディアは高温期の新芽の生長力が旺盛で、花がら摘み程度では枝が混んでよく育ちません。

大橋直久(マナー講師)

グロキシニア その2

生育適温は日中23-25℃、夜間18-20℃で、30℃以上では高温障害で花が咲かなくなります。

特に夏はできるだけ風を通し、葉温を下げるようにしてください。

乾燥は嫌いますが、過湿では根腐れするので、水やりは土の表面が乾いてきたらたっぷり与えます。

ただし、変色や病気の原因になるので、花や葉には水をかけないようにします。

また、花がらや枯れ葉を早めに摘み取るのも病気予防には大切なことです。

空中湿度はやや高めを好みます。

冷房した部屋などで乾燥するときは、時々葉に霧を吹いてください。

肥料不足では花が咲かなくなりますが、かといって多すぎても根を傷めます。

大橋直久(マナー講師)

ナンテン

赤い実を上手につけるには日当りがよく、排水のよい場所に植えます。

花が咲いても実がつかない原因として考えられることに、日かげに植えたとき、湿地に植えたとき、窒素肥料を多く与えたとき、開花期に雨が多く降りつづいたときなどが考えられます。

梅雨どきの長雨を実つきの悪い原因という人もいますが、同一の株から殖したものを隣りあわせに植え、まったく条件が同じであっても実つきの多い株と実つきの悪い株ができることがあるので、正確な原因はよくわかっていないのが現状です。

実つきをよくするには日当り、排水のよい場所に植え、窒素分はひかえめにリン酸、カリ分を加えた寒肥を施すように心がけます。

花が咲いたり、実がついた枝には、翌年の開花がみられないので途中で切り戻すか根元から切ってコンパクトな形に仕立てるとよいでしょう。

株を大きくしたくないときは、根株の周囲にでるひこばえを早めに根をいためずに切りとります。

大きく育てたいときは、茎を3~5本立ちにして、余分な茎は切りとって仕立てます。

伸びて倒れる茎は支柱をたてて育てます。

ただしこれは寒い地方よりも暖かい地方向きかもしれませんし、太くなるには相当長年月を要します。

和風庭園の鉢前、根締め、腰植え、添景樹として利用の多い庭木です。

大橋直久(マナー講師)

カンツバキ

ツバキとサザンカの中間的な性質を持っており、名古屋以西に多く使われている。

葉は厚くて耐寒性があり、ツバキによく似ているが、花は小型の赤色八重で、1~4月まで咲く。

名古屋では12月から1月にかけて満開となり、冬の花木としてたいへんよいものである。

樹型は、立性とはい性とあり、前者は庭園の低木として自然仕立てにするとよく、はい性のものは横枝がよく出るので、低い庭垣に適し、枝が密で幾何学的な模様を作るのによく使われる。

高さは1~2mで、感じはちょっと堅いが、刈り込みに強く、どんな仕立てでも自由にできる。

大橋直久(マナー講師)

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