2016年7月アーカイブ

(2)〈女性側〉本日はお忙しいところ、まことにお世話さまでございます。

ご丁重な結納の品々、幾久しくお受けいたします。

......これはお受けいたしましたご結納の受書と、私どもの結納の品でございます。

お約束のしるしとして、○○様へお取り次ぎくださいますようお願い申し上げます。

〈仲人〉確かにお預かりいたしました。

それでは、ただいまより○○様へお届けにまいります。

(3)再度男性宅において
〈仲人〉ただいま、××様へご結納の品をお納めしてまいりました。

これは、××様よりお預かりいたしました受書と、ご結納の品でございます。

幾久しくお納めくださいますよう、お願いいたします。

大橋直久(マナー講師)
(1)男性宅において
〈仲人〉このたびは、○○家、××家ご両家のご縁談がめでたくととのわれまして、おめでとうございます。

本日はお日柄もよろしく、謹んでご結納お取り次ぎの役目、つとめさせていただきます。

〈男性側〉本日はご多忙のところ、お役目まことにありがとうございます。

結納の品を先様へお納めくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

〈仲人〉確かにお預かりいたしました。

さっそく、××様へめでたくお納めにまいります。

(2)女性宅において
〈仲人〉このたびは、○○家ご子息様とのご縁組がめでたく相ととのわれ、まことにおめでとうございます。

本日はお日柄もよろしく、○○家よりご結納の品をお届けにあがりました。

どうぞ、幾久しくお納めくださいますようお願いいたします。

大橋直久(マナー講師)

お食い初め その2

近くにいるなら双方の祖父母を招いたり、出生を祝ってくれた人々を招待して成長ぶりを披露します。

最近ではあえて、派手に初正月をお祝いする家庭は少なくなってきたようです。

昔ながらの風習として、祖父母や、ごく親しい親類などが、男の子には弓、天神様、破魔矢の絵を、女の子には羽子板を贈るとされていました。

地方によっては、凧をあげ、初正月を祝うというしきたりも、まだ残っています。

初正月を祝う形として、鏡もちとともに、凧や、羽子板を飾るだけでも十分といえるでしょう。

いずれにせよ、なるべく両親の負担にならない程度にすませる形を考えたいものです。

大橋直久(マナー講師)
赤ちゃんに初めて御飯を食べさせる行事をお食い初めといい、箸初めとか、箸揃えとも呼ばれます。

一生食べることに困らないようにと祈りをこめ、生後百日目に行なわれるのがふつうです。

お膳の上に、赤飯、尾頭つきの鯛、香の物、すまし汁などを添え、年長の女性が、一粒でも成人と同じものを食べさせるというしきたりです。

正式なお祝いの食器は、素焼きのものか漆器といわれていますが、最近では、離乳食用のプラスチックのものも多く使用されています。

また、お膳の上に赤ちゃんの離乳食をそろえて、年長者に食べさせてもらうのもよいでしょう。

大橋直久(マナー講師)

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